日本のFX業者の口座だと利益を出し続けると止められる?NDD方式を採用している業者を選ぼう!
国内のFX業者を使っていると利益を出し続けると口座をとめられたとか、 日本のFX業者は意図的にスリッページさせて損失が出るようにしたり、 約程しないようにするなんてことを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか? なぜ、そのように言われるのか、説明したいと思います。
目次
日本のFX業者で利益を出し続けるとなぜ、口座が止められるのか?
日本のFX業者では取引に禁止事項があり、知らず知らずに禁止取引を やってしまい、口座を止められるといったことがあるそうです。 日本の国内FX業者ではスキャルピングと呼ばれる数秒単位で売買を繰り返す 取引を禁止しているところがあります。 日本国内のFX業者はスプレッドが少ないためついつい初心者が 少しでも利益が出れば利益確定をしてしまうこともあると思いますので 注意が必要です。
なぜ、日本国内FXはスキャルピングが禁止のところがあるのか
FX業者が採用する取引方法には大きく2種類(NDD方式、DD方式)あり、 日本の一般的なFX業者の取引方法が海外のFX業者と違うからです。 その日本の一般的なFX業者が採用する取引方法ではスキャルピングに 対応することがシステム上、難しいのが理由です。
日本のFX業者(ほとんど)が採用するDD方式とは
大半の日本のFX業者は店頭取引(DD方式)を採用しています。 DDとはDealing Deskの略で取引する机がありますよという意味なので FX会社内で顧客のポジションを処理している方式です。 つまり、FX業者が実際に取引をしている場合もしていない場合もあるので トレーダーが稼いだ時にFX業者が損をすることがある為、 トレーダーが利益を出し続けると口座を止められたり、 注文していた金額から大きくずらすことがあります。
また、トレーダーの注文の際に指定の金額での注文をしても、 わざと損失を出させるような約程をさせることもあることから 「店頭取引(DD方式)」は競馬の「呑み行為」に例えられます。 つまり、トレーダーが利益を出すと、業者は損をすることも多く、 その調整を様々な方法を使って行なっている取引が不透明な方式です。 場合によってはトレーダーが損をすればするほど、FX業者が利益が出る構造です。 もちろん、日本でもDD方式を採用していないFX業者もあります。(不透明な利益構造)
海外FX業者が採用すNDD方式とは
海外のFX業者はノンディーラーデスク(NDD取引)を採用しています。 NDDとはNon Dealing Deskの略で取引する机がないという意味なので FX会社内で顧客のポジションを処理しない方式です。 例えばトレーダーが米ドル円で米ドルを買い注文を入れると、 銀行間の取引市場「インターバンク市場」で注文通りに外貨を購入します。 売る時も同様に銀行間の取引市場「インターバンク市場」で注文処理します。
実際に注文の都度、通貨の売買が自動的に(ディーラー不在で)行われ、 その売買に対する手数料がかかるのが特徴です。(手数料の利益) つまり、トレーダーの取引回数や取引量がFX業者の利益になる為、 トレーダーが勝ち続け、何回も何回もトレードをしようと思えるように サポートしてくれたり、仕組みを提供してくれます。
DD方式とNDD方式、それぞれのメリット、デメリットとは?
NDD方式がよくてDD方式はいいところがないのかというとそうではありません。 DD方式の方がいいところもありますので、メリット、デメリットについて 説明したいと思います。
DD方式のメリット、デメリットについて
DD方式のデメリットとして ・取引が不透明 ・スリッページ(指値注文が指値通りではなく滑ること)が起きやすいとい ・利益が出すぎると口座が止められる DD方式のメリット ・スプレッドがNDD方式に比べて狭い。(売買手数料が安い)
NDD方式のメリット、デメリットについて
NDD方式のデメリットとして ・スプレッドがDD方式に比べて広い、安定しない。(売買手数料が高い) ・注文が約定しづらい ・海外FX業者の場合、税金が総合課税の累進課税になる (国内FX業者の税金は利益の20%) NDD方式のメリット ・取引に透明性がある ・スリッページ(指値注文が指値通りではなく滑ること)が起きにくい ・海外FX業者の場合、ゼロカット(追証がない)がある。 相場が大きく動いてしまった場合、証拠金がゼロになるだけで 追加で証拠金を求められることはない。国内のFX業者は追証あり。
国内FX | 海外FX | ||
DD方式 | NDD方式 | NDD方式 | |
透明性 | × | ◯ | ◯ |
スプレッド | ◯狭い | △広い | △広い |
スリッページ | ×あり | ◯少ない | ◯少ない |
スキャルピング | × 禁止 | ◯ OK | ◯OK |
追証 | ×あり | ×あり | ◯なし |
税金 | 利益の20% (分離課税) | 利益の20% (分離課税) | 累進課税 (総合課税) |
日本国内でNDD方式を採用しているFX業者は?
調べると3社がNDD方式を採用しています。
1. ヒロセ通商(LION FX) 詳しくはこちら → LION FX ←
2. セントラル短資FX 詳しくはこちら → セントラル短資FX ←
以上の2社になります。 これらの業者では利益を出し続けても口座を止められたりすることは ないかと思われます。
以前、GMOクリック証券もNDDと記載しておりましたが、DDでした。訂正します。
海外のFX業者はどこがある?
1. XM(エックスエム) 業界No1!詳しくはこちら →信頼のXM←
2. AXIORY(アキシオリー) 詳しくはこちら →AXIORY←
3. TitanFX(タイタンFX) 詳しくはこちら → TitanFX ←
4. Traderstrust(トレーダーズトラスト) 詳しくはこちら → Traderstrust ←
5. LAND-FX(ランドFX) 詳しくはこちら → LAND-FX ←
まとめそれぞれの特徴については別の記事にて紹介します。
海外業者で取引するとメリットがある人
法人名義でFXの利益が多い人
=理由=
・ゼロカットがあるため、マイナスになることがない(リスクが少ない)
・レバレッジを大きくかけれるので小額の投資でも大きなリターンが望める(期待値大)
・税金の取り扱いは国内業者も海外業者も同じ(メリット同じ)
個人で小額の利益が出ている人
=理由=
・ゼロカットがあるため、マイナスになることがない(リスクが少ない)
・レバレッジを大きくかけれるので小額の投資でも大きなリターンが望める(期待値大)
国内業者で取引した方がメリットがある人
個人でそこそこ(500~1000万円程度)の利益を出している人
=理由=
・税金は2割というメリットはありますがゼロカットではなく、 追証は発生するのでどう判断するのかというところかと思います。