FXで勉強すべき、勝ちトレーダーが教える『投資家心理』とは?
FXをこれから始める人、また、勉強中の人、なかなか勝てていない人は、手法やテクニカル分析を勉強し、それに当てはめれば勝てると思っていませんか? 私は昔、そう思って頑張っていましたが、うまくいきませんでした。
なぜ、うまくいかなかったのか、どうすればうまくいったのか、勝っているトレーダーは何を考えてトレードしているのかお教えします!
私がFXを始めた時は1ヶ月で400pips程の利益がとれました。 その利益とり方は今思うと完全なギャンブルトレードでしたが、400pipsとれたということでFXは簡単だと勘違いしていました。 その結果、次の月は差益がトントン、その次の月は2ヶ月間の利益を全て飛ばす結果に。 そこで、慌ててどうすれば安定して勝てるのか、しっかりFXに向きあって勉強を始めました。
その結果、安定して利益をあげるトレードができるようになりました。 もちろん、損切りすることはありますが、トータルとして利益を出す安定したトレードができています。
目次
負けトレードを繰り返していた時の思考
FXで勝てないトレードをしていた時を振り返った時の傾向をまとめてみました。
- 1分足と5分足を中心にどちらに動くかを考えて早目にエントリー
- 日足、4時間足、1時間足の方向性は無視。
- 利益が出ればすぐに決済(少しの調整で慌てて利益確定決済)
- 含み損を抱えると我慢できるところまで我慢。
- 心理的に耐えきれなくなると損切り。
- 下落がしばらく続くと、根拠もなくそろそろ上がると思い買いエントリー、含み損が増えてくると更に買い増し上昇した時には利益が出るという方法。
- 上昇がしばらく続くと、根拠もなくそろそろ下がると思い売りエントリー、含み損が増えてくると更に売り増し下落した時には利益が出るという方法。
今思うと、このトレードでよく初月に400 pipsも利益を出せたと思います。 翌月から負けトレードになったのも納得というか、当たり前の結果でした。 損大利小で勝率が少しでも低くなるととんでもない損失が出ます。
なぜ、負けトレードになるのか?
- 利益はいつでも出せる(少しであれば)、値動きの頭から尻尾までとりたい(相場は予想できる)
- 自分の引いたラインを信じこの辺りで下がるという強い思い込み(思い上がり)
- 一方方向に動き続けることはなく、必ず大きな調整が入るので、損切りは必要ない(妄想)
- トレンドができているのに出遅れ、調整を待てずにすぐにエントリーしてしまう
という浅はかで思い上がった考えがありました。
ただただ、FXについての知識が乏しすぎる結果とも思います。
何事にも成長のステージとして『守破離』という考え方がありますが、基本もできていないのに『離』から入ってしまった格好だと思います。
負けトレードを改善するためにとった勉強法とは
まず、基本の『基』から勉強しました。『守破離』でいう『守』の部分です。
もともと、それなりに勉強はしてはいたのですが、結局は勉強した手法を使いこなすことができず、我流のギャンブルトレードでした。
なぜ、勉強通りにトレードすることができなかったのかというと、勉強した手法が多すぎた上に、深く理解していなかったため、どのタイミングでどの手法を使えばいいのか使い方が分からなかったからです。
結局、たくさんの手法を勉強したつもりになっても、使えない、使い方がわからなければ意味がありませんので、1つでもいいので使い方をマスターし、かつ、利益が出そうで自分に一番腑に落ちる手法を探しました。
その中でもトレードの基本はやはり、トレンドフォローだと考え、色々と自分にあった教材を探しました。 1つ、自分がお手本になる人を探し、その人の手法を徹底的にマスターするという方法です。
トレードは勉強法を探すと、本当に色々な書籍や塾などが出てきます。
中には1日1時間1クリックで1日数十万円の利益!みたいに誰もが簡単にトレードで利益が出せそうなものから、小難しく書かれているものまで様々です。私が重視したのは著者の人間性が自分にあってそうな人を探しました。確かにトレードはクリックだけで利益が出るものなのですが。
トレードは簡単で楽勝!と言っている人からなかなか学ぼうという気が起きませんでしたので。
そして、私が一番参考になったと思う書籍がこちらです。
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今までFXの勉強をしてきた様々な手法をなぜ、その手法が使えるのかというところを投資家心理で説明されていて非常に腑に落ちました。
結果、逆張りではかなりの根拠がしっかりしていなければなかなか勝てないということを理解し、トレンドフォローを学ぶことにしました。
他にもいくつか書籍を漁りましたがこれが一番しっくりきます。
学べば即トレードで使える?
考え方を理解し、それがトレードで再現できるのか、これが非常に重要になってきます。
そこで、過去のチャートから、この手法がどのように使えるかを考え、過去チャートで練習し、更に、実際のトレードでロットを少なくして試してみました。
これを1ヶ月続けてうまくいったこと、注意しないといけないことをまとめ、ロットを通常のロットに戻してのトレードです。
私は平均して、毎日30pips程度とれていましたので、考え方として非常に参考になりました。
今までのインディケーターを見てこうなればエントシーし、決済するといった方法ではなく、
- 投資家は買い目線なのか、売り目線なのか
- それはどの時間足で有効なのか
- 伸びる相場か、伸びにくい相場なのか
という視点をしっかりと持てるため、細かいトレードをやめて伸びそうなところだけエントリーしています。
スポーツもトレードも同じ
スポーツでもルールやテクニックがあるのと同じで投資・トレードにもルールとテクニックがあります。 スポーツだと、まずルールやテクニックを学び、そのテクニックを習得するために練習します。
私はバスケットをしていたのでバスケットを例に説明すると例えばフェイントのテクニックを知り理解し、練習したとします。 そして練習して分かることは、テクニックを知ることと、それができることは全く違うということです。
こうやると見せかけてこっちに動く!と理解していても、体が思った通りに動きません。また、スピードも遅かったりします。
そして、フェイントというテクニックを練習し習得し、いざ試合で使ってみると、相手がフェイントに引っかからない、うまくいかない!という実戦で学ぶことになります。
実戦で学んだことから、次からどうやればうまくいくのか、原因を考え対策を考えて改善することができます。
買っているトレーダー・投資家が相場から学んだとよく言われているのは、この実戦から学んだというところです。 つまり、テクニックを知ること、理解して使える状態になっていないと相場から教えてもらうことはないわけです。 テクニックが分かる!とできる!が同じなら誰もがプロになれます。 しかし、スポーツでは理解できても、なかなかトレードや投資では誤解してしまっている人が多いように思います。そして、うまくなる前にやめてしまう人が多いので相場やトレードはやってみたけど全くダメだったという結論になります。 また、大きく損失を出しすぎて、もうやってられないとなったり周りからいい加減にしなさい!となり続けられない状態になるわけです。 しかし、練習してうまくなると思っていれば最初は本当に少額もしくはデモ口座で始め、うまくなれば投資金額を増やしていけば諦めずに続けることができます。
トレードではまず、何を学べばいいのか
トレードでやならければいけないことは まず、利益を出すこと、 そして、1年間に得た利益を納税することです。当然、節税も必要になってきます。
利益を出しても申告せず、税務署が数年後にやってきて追徴課税までがっぽりもっていかれたら、なにをやってるのか分かりません。
トレードで勝つために必要な投資家心理とは
一般的には初心者向けのFXの本を買うと、ロウソク足や移動平均線が書かれていて、こういうタイミングで買えばいいとか、売ればいいなんてことが書かれていて、それをみると、なるほど!簡単!という気持ちになります。
しかし、実際にやってみると全然うまくいかないと思われた方が大半ではないでしょうか?FXで買っている人は1割もいないと言われています。 更にいうと、買ったり負けたりでギリギリのプラス、来月はマイナスかもしれないという方も多いと思います。 なぜ、簡単に思ってやってみてもうまくいかないのか。
勉強した内容がイマイチだったのかもしれません。間違った内容を勉強し、アウトプットしてもいいアウトプットは得られません。あなたは、テクニカルについて勉強されたかもしれませんがなぜ、価格が上昇したり下落したりするのかについて明確に答えられますか?
なかなかこれが書かれている書籍はありません。
なぜ、価格が上昇するのか、また下落するのか、それは投資家の心理です。
投資家が、今買いだと思ったら買うし、売りだと思えば売るわけです。
つまり、投資家はどういうところで買い!もしくは売り!
と判断しているのかが分かると、そのポイントであなたも売買すればしっかりと利益が出るわけです。
あなたが、買いだ!と思った価格が、多くの投資家が売りだと思っていたらあなたが買った瞬間、価格は下がり損失を出すことになるわけです。
テクニカルについて勉強する人も多いとは思いますがトレンド系のテクニカルについてはほとんど投資家心理をテクニカル指標の形にまとめたといっても過言ではありません。
もしくはテクニカル指標の形が投資家心理に反映されているのか。
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