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暴落のビットコインはもう上がらない?仮想通貨の抱える重大な問題点
ビットコインは2017年の12月に200万円を突破後、下落を続けています。 一気に上昇しすぎたこともあり、調整かという見方もありましたが、様々な問題が表面化し、なかなか価格が上がりません。
[surfing_su_note_ex note_color=”#fbe7f0″] この記事のポイント 1. ビットコインは2017年末から下落し、度重なる仮想通貨の問題の表面化により価格が戻らない。 2. 仮想通貨を取扱う交換所のセキュリティが甘く、マネーロンダリングに対応が遅れている。 3. ビットコインのブロックチェーンのアルゴリズムの問題。 [/surfing_su_note_ex]2017年12月:220万円 2018年1月 :99万円 2018年2月 :65万円 2018年7月 :75万円
コインチェックから仮想通貨『NEM』が流出し、取引所の安全性についても不安視されることもあり下落に歯止めききません。
個人的にはビットコインが10万円~30万円程度になれば購入を検討しようと考えていましたが、ビットコインや仮想通貨やについて調べてみると、リスクや問題点の多さからもう上がらないのではないかとも思うようになりました。
その理由について説明したいと思います。
そもそも、なぜビットコインなのか
ビットコインを保有したり使うメリットとしては
1. ブロックチェーンという仕組みの安全性 2. 売買や送金手数料の安さと速さ 3. 世界中でビットコインの支払いができる 4. 持っていれば価値が上がる可能性がある とこれれに魅力があったからではないかと思います。
持っていれば価値が上がると言われて保有している人が大半ではないかと思いますが、その持っているコインが実際に利用できるようになって(お店や決済手段として利用できる)始めて『お金』として使うことができ、本当の意味でのメリットが出てきます。
しかし、実際のところはどうなのか、実際の問題点について解説したいと思います。
Amazon primeの『Start up』というアメリカドラマで仮想通貨のコンセプトや背景を面白く説明されています。
Amazon prime 『start up』ビットコインや仮想通貨のメリットである安全性について
仮想通貨のブロックチェーンという仕組みは安全です。
詳しい仕組みについてはこちら ビットコインとは?今更聞けないメリットについて簡単に説明します(動画、PDF)
しかし、実際にビットコインや仮想通貨を売買する取引所であるコインチェックはセキュリティが甘く仮想通貨の『NEM』が流出するという事件が起き、取引所として安全ではないことが判明しました。
何が安全ではないかというと、コインチェックという取引所がブロックチェーンを運用していなかっただけでなく、セキュリティすらなかったということが問題でした。
つまり、ブロックチェーンの安全性を売りに仮想通貨を販売しているにも関わらず、取り扱いをしている販売所がブロックチェーンを使わず、セキュリティもないシステムでの運用をしていたということです。
アナログなイメージで説明すると、セキュリティが安全ですと言いながら貴金属などの高級品を預かり、鍵もかかっていないスラム街の強盗が多い地域のプレハブ倉庫で保管しているような感じです。
詐欺に近い状態ですね。コインチェックが金融庁から仮想通貨の取扱業者として仮認可しかもらえていなかったのもセキュリティの問題と言われています。
では、なぜ、取引所はブロックチェーンを使って管理しなかったのでしょうか。
なぜ、取引所はブロックチェーンを使わなかったのか
ビットコインをはじめとする仮想通貨の大半のアルゴリズムに問題があると言われており、仮想通貨を取引する人数が多くなっった場合、ビットコインや仮想通貨のもつメリットである『2. 売買や送金手数料の安さと速さ』の条件を満たすためには最先端の量子コンピューターレベルを使って処理しなければ間に合わないのです。今のままの技術レベルだと、ブロックチェーンを使うと送金を確認するために1週間ほどかかってしまうとも言われています。
取引所ではさすがに量子コンピューターレベルのシステムを運用することが難しく、通常のシステムで仮想通貨を管理していたため、流出したりという問題が起こるわけです。
つまり、取引所がブロックチェーンを使えない理由は仮想通貨自体のアルゴリズムの問題と、処理するにあたり量子コンピューターが必要で実現できていないということです。
結果的に取引所はブロックチェーンの取引は時間がかかるので取引の結果だけブロックチェーンを使って書き換えてて体裁を整えているのです。
普通のメルマガのアカウント登録レベルのセキュリティ口座でデータ移動させ、その取引の結果だけをブロックチェーンに書き換えるといった処理です。
問題が多い仮想通貨はなぜ今まで価格が上昇していたのか
今更の話ではありますが、仮想通貨はそのメリットとコンセプトから期待感で(リスク<期待)といったところで買われているのですが、その期待感は
1.中国人が自己売買を繰り返し、価格を吊り上げていたから 2.仮想通貨の取引所がCMをうち、価格が下がらないように購入者を確保
という理由で偽装されていたものだと考えられます。 現状では自作自演の詐欺行為と思われても仕方ないかもしれません。
なぜ、割安のビットコインの価格は今後も戻らないのか
あくまで、私的見解ですがブロックチェーンのアルゴリズムに問題があり、取引人数が増えればブロックチェーンの処理が追いつかず、現状でもマイニング料が高すぎるため『売買や送金手数料の安さと速さ』を満たすことができないからです。
また、自己買いで価格を吊り上げていた中国ですが取引所が閉鎖されたため、中国で保有している人は売買でいない状態です。もし、取引ができるようになったとして、おそらく売りになると思うので価格が下がるしかないと思われます。
また、現状のビットコインにおいては4%の人が約90%のビットコインを保有しており、残り96%の人が約10%のビットコインを売買しているだけということですので安定せず、『お金』として使うには難しいと思います。
仮想通貨のメリットを満たす要素がなくなると、それ以上の価値がつくのはバブル同然ではないかと思います。
仮想通貨は『お金』として使えることが価値担保に必要不可欠ですが、JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカなど大手のカード発行会社がクレジットカードでの仮想通貨購入を停止するなど、仮想通貨が流通する阻害要因が次から次へと出てきています。 また、北朝鮮が韓国の仮想通貨関連プログラムへのハッキングを図っており既に数百億ウォン相当を盗み出したと、聨合ニュースが報じていたり。 更には、中国は外国のプラットフォームを含め全ての仮想通貨トレーディングと新規仮想通貨公開(ICO)のウェブサイトをブロックするとサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙。 コインチェックの『NEM』も北朝鮮の仕業という噂もあります。仮想通貨は全部ダメなのか
仮想通貨自体は悪いわけではなくブロックチェーンのアルゴリズムに問題のある仮想通貨が多く出回っている点かと思います。
仮想通貨が通貨として扱われるためには資金量と管理団体が必要で、下落した場合のに買い支える人がいなければ相場の動きにやられ安定しません。
例えば三菱東京UFJク銀行やgoogle、apple、トヨタ、ソフトバンククラスラスが仮想通貨を出してくれば安定する通貨になる可能性はあるかと思います。
通貨を選べば十分可能性はあるかと思いますので、今後の仮想通貨の動きには注意が必要かと思います。
ただ、投資でのお金を稼ぎたいだけというのであれば仮想通貨ではなくFXや株で運用した方がいいかと思います。 2018年は株も為替も下落が想定されますのでチャンスではないでしょうか? 2018年予想は株価大暴落、為替は超円高に!?その理由とは FXや株での利益の出し方についてはこちらの書籍が参考になると思います。
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