国会議員の公開資産はなぜ少ないのか?ランキングと少ない理由とは?

国会議員の公開資産はなぜ少ないのか?その少ない理由とは?

毎年、公開される国会議員の資産を見て、あれ!何でこんなに少ないの?
と思われた方は多いのではないでしょうか。

国会議員は選挙など何かと出費が多くて貯まらないのかな。
なんて思われた方、大間違いです!
実はこの資産にはからくりがあるんです。
そのからくりについて説明したいと思います。

2019年国会議員の資産ランキング

1位:鳩山二郎衆院議員(自民)の17億4490万円
2位:元栄太一郎参院議員(自民)の4億9998万円(創業した法律関連サイト「弁護士ドットコム」の運営会社の株式を売却益で)
3位:逢沢一郎衆院議員(自民)の3億1166万円

国会議員の公開資産が少ない理由とは?

ここで、この人の資産がいくらになるか、少し考えていただきたいのですが

  • 普通預金:1億円
  • 奥さん名義の自宅:3億円
  • 株式:時価5000万円(取得時100万円)
  • 借金はなし。

この人の資産は普通、1億5000万円もしくは4億5000万円。
と考えるのではないかと思います。

しかし、もしこれが国会議員の公開資産では『100万円!』と記載されるんです。

いやいやいやいや!
普通預金が1億円でしょ!と突っ込みたくなりますがこれは流動資産で資産ではないみたいです。
しかし、この普通預金の1億円が定期預金になっていればこれは資産が1億円!としてカウントされます。
どう考えても『??』ですね。

国会議員の公開資産とは?

国会議員の資産は
政治倫理の確立のための国会議員の資産等の公開等に関する法律をもとに公開されています。詳しくはこちら

ここに書かれている内容だと、公開する資産とは

  • 土地
  • 建物
  • 地上権、賃借権などの権利
  • 普通預金・当座預金以外の預貯金
  • 有価証券(株券は株式の銘柄と株数)
  • 100万円を超える取得額の自動車や美術工芸品等
  • ゴルフ会員権
  • 貸付金
  • 借入金

となっています。
資産は定期性の預貯金や土地と建物の固定資産税の課税標準額などの合算で、議員本人名義の資産に限定される。資産には株式は含まれず、流動性の高い普通預金は公開対象外ということです。

※報告書は、東京・永田町の衆院第1議員会館地下1階の資産等報告書等閲覧室で確認できます。
月~金曜の午前9時半~正午、午後1時~5時半に閲覧可能。

国会議員の仕事とは

地元選挙区の要望を聞き、政府に橋渡しすること!
もありますが、メインは法律を作ることです。
当然、自分達に有利な法律になりますよね。
敢えて自分の資産を公開することが何のためになるのか、普通はそう考えます。
ただ、公人ということで情報を開示をしないといけないという建前はあるわけです。

2018年、資産公開ランキング(衆院議員)上位30位


毎日新聞より抜粋。

衆院議員の資産総額の平均は2892万円。
前回2015年5月の公開時より571万円減少しています。
減少どころか、資産が「ゼロ」と報告した議員が70人というありえないことが起こっています。
これは、いくらなんでも国民をバカにしていますね。
名前はあげませんが、国民感情的にはそこまで資産のない人が国会議員になるのはやめて欲しいと思いますね。

参院議員については2017年に公開された内容では平均資産額は2990万円。
前回2014年に公開された際の平均額3770万円と比較して2割ほどの減少しています。
前回は鳩山兄弟がおり、いずれも40億円以上の公開資産がありました。

2017年、資産公開ランキング(衆院議員)ベスト5

第1位 元栄太一郎(もとえたいちろう)

─自民・千葉 14億3594万円
気軽に法律相談ができる運営サイト「弁護士ドットコム <6027> 」の創業者。
主な資産は、約14億円の社債と自社株約189万株です。

第2位 大野元裕(おおのもとひろ)
─民進・埼玉 1億964万円
主な資産は保有する456平方メートル土地。
課税標準額が1億920万円です。

第3位 今井絵理子(いまいえりこ)

─自民・比例 9899万円
90年代後半に活躍した人気グループ「SPEED」のメンバー。
資産の大半は6800万円を占める預貯金です。

第4位 片山虎之助(かたやまとらのすけ)

─維新・比例 8092万円
1989年に参議院議員初当選後、
郵政大臣、自治大臣、総務大臣を歴任。

第5位 中西健治(なかにしけんじ)

─自民・神奈川 7936万円
JPモルガン証券に入社し、債券本部長、取締役副社長などを歴任。
資産の大部分は、土地と建物が中心です。

3位以下は資産が1億円もないという内容になっています。
麻生さんの自宅は渋谷の一等地で25億以上とも言われているのになぜ、1億円の資産もないのでしょう。
総務省の発表している日本人の世帯平均貯蓄額が1820万円。
平均世帯年収は542万円です。
いくら日本が累進課税制度といっても年収3500万円くらいの国会議員の平均資産が2990万、そして資産が『0』の人が200人以上もいるなんてありえないですね。
真面目に政治活動すると私財を投げ打ってやらないといけないと言う話もありますが、それほど頑張っている政治家は数える程だと思います。

まとめ

毎年公開される国会議員の資産はかなり限定的な資産のみ公開されています。
一般社会でいう資産とは程遠い一部の資産ということで理解しておくといいですね。
これなら、相続税についても資産の対象を国会議員の資産に該当するものだけにしてもらいたいものです。

国会議員でも公開資産の上位にくるのは株式売買で利益を得ている、得た人達です。
極端な話、投資をしなければ資産は増えません。
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