なぜ、円高になれば日経平均が下がるのか?為替で株価が決まる?

なぜ、円高になれば日経平均が下がるのか?為替で株価が決まる?

円安で株安?逆に円安なら株高? どう関係があるの?と一見関係ないように思いますね。 しかし、実際は為替と株価は大きく関係しています。 私が日経平均225の先物取引のトレードをする時は ドル円のチャートも見ながら売るか、買うかを判断します。

為替と日経平均の相関は1日単位でも、1年単位でもみることができます。 具体的にアベノミクスのドル円相場と日経平均とを比較しながら説明したいと思います。

アベノミクスの為替相場と日経平均

この、日経平均株価や為替(ドル円)のチャートをみると今では考えられない円高ドル安の株安ですね。

日経平均

為替(ドル円)

日経平均の最安値と為替(最高値)

・為替:1ドル75.4円(2011年10月31日) ・日経平均株価:6,994円

これを見るだけでも相関があることがわかります。 では、なぜ円高になれば日経平均が下がるのでしょうか?

なぜ、円高になれば日経平均は下がるのか

この数字は何を示すか分かりますか?

LINE 92.6%
中外製薬 77.1%
シャープ 70.7%
ドンキホーテ 70%
日産自動車 64.7%
レオパレス21  55.1%

これは外国人持株比率です。この6社だけみると外資系企業ですね。 実は東証1部上場企業の株式の過半数が外国人によって保有されています。

外国人が日本の株を買うには自国通貨(例えばドル)を円に両替しないといけません。 従って、円安になると、同じ株価でもお買い得になります。

例えば、 アメリカ人が10万ドルで日本の株を買いたいと考えていたとします。 仮にトヨタの株が1株5000円とした場合に、 為替の違いではこれだけ違いが出ます。

為替(ドル) 購入できる株数
120円 2400株
75円 1500株

円高になればたくさん株を購入できますし、 円安になれば少ししか株を購入できません。 当然、円安になると外国人株主は割安で日本株を取得できるわけです。

為替のメリットだけが要因?

為替でお買い得感があるだけで外国人が日本の株を購入する? と考える人も多いと思います。

日経平均225に代表されるような企業や街の中小企業でも 世界的に有名で圧倒的な世界シェアを持つ企業がたくさんあります。

ジャンル 企業 世界シェア
ビデオカメラ ソニー 49.5%
パナソニック 18.5%
デジタルカメラ キャノン 25.6%
ニコン 22.7%
レンズ交換式カメラ キャノン 43.2%
ニコン 34.6%
ゲーム機 ソニー 40.1%
任天堂 36.9%
産業用ロボット ファナック 16.4%
炭素繊維 東レ 19.6%

その他にも

自動車ではトヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スズキがあり自動車のパーツを作るデンソー、アイシン、NTNなど各ジャンルで世界的に有名な企業がたくさんあるため、割安なら購入したいと思われているのも大きな理由です。

まとめ

なぜ、円高になると株価が下がるかというと、 大きく2つの理由で 1.日本の上場企業の株の過半数は外国人投資家だからです。 為替レートが円安になればそれだけで外国人投資家にとっては お買い得になり、買う人が増えるので株価が上昇する。

2.単純にお買い得だからという理由だけではなく、 日本には魅力的な企業がたくさんあり、お金があれば 株主になりたい。投資したいと思われているからということも大きな理由です。

・為替を詳しく見たい方はこちら

・2018年予想は株価大暴落、為替は超円高に!?その理由とは 

 

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