FXのチャートの見方、使い方!これを勉強し、マスターするだけで負けなくなる!?
FXをしているのにチャートを見たことのない人はいないと思います。
しかし、このチャートをどれだけ理解できているかで投資成績は大きく変わります。
もし、FXをやっているのに
・成績がいまいち思った通りにならない
・利益が伸びない
・月間単位で成績がぎりぎりプラスかマイナス
・毎月、かなりのマイナス
という方はこの際、しっかりとチャートの見方、使い方について勉強してはいかがでしょうか。
チャートは時間軸が日足、4時間、1時間、30分、15分、5分、1分とたくさんある中で、どの時間のチャートをどう見て、どう使えば(トレードすれば)いいのか難しく感じている人も多いと思います。
それぞれのチャートそもそもの見方は分かる。
しかし、実際に各時間足のチャートを見た場合、使う(トレードする)ときは何をどう見て使えばいいのか分からない。
そんな方に、それぞれの時間軸をみながら解説します。
私がトレードを始め、チャートの使い方を理解した時が一番トレードの成果に繋がったように思います。
この記事のポイント
1. チャートの見方と使い方(トレードの仕方)は少し違う。
2. 相場の環境を把握するチャートの時間足が日足や4時間であれば、使う(トレードする)チャートの時間足は5分や15分足を使う。
3. 5分足や15分足のチャートだけ見てもトレードするのは難しい。
4. 長期のチャートで相場の分析をし、短期のチャートでトレードする
初心者が身につけるべきFXの為替日足ろうそくチャートの見方、使い方
これはドル円の2017年11月〜2018年の5月までのチャートです。
*チャートに表示されている単純移動平均線(SMA)は
・緑は9日移動平均線(薄いですが)
・青は20日の移動平均線
・ピンクは75日の移動平均線
初心者が身につけるべきFX為替日足チャートの見方
この日足チャートは大きく3つに分類できます。
・赤の棒線は下降トレンド
・緑の棒線は上昇トレンド
・オレンジは下降トレンド
になっているのはになっていることは見てわかると思います。
赤の下降トレンドも最後の方になると、安値の更新幅、高値の切り下げ幅が徐々に少なくなり、トレンド転換が近ずいてそうな動きになっています。
線を引いていない赤色の棒線の前はレンジに近い相場です。
初心者が身につけるべきFX為替日足チャートの使い方(トレードの仕方)
この日足のチャートを使ってトレードをするにはどうすればいいのか?
手法は様々あると思いますが、順張り(トレンドフォロー)で考えるなら赤の下降トレンド中で考えると一般的にはブレイクアウト(前回の安値を更新したところ)もしくは緑の短期(9日)移動平均線もしくは青の中期(20日)移動平均線付近まで上昇してきたところで売るという方法です。
では具体的に移動平均線に近づいてきたところのどこで売ればいいのかというところについては、日足チャートだけではなかなか判断ができません。近づいて落ちてきそうなところ、これが精一杯です。
日足でトレードする際の落ちてきそうなところというのは1時間足のチャートを見て、そろそろ下げそうなところを探ります。
詳しくは1時間足のチャートの見方・使い方のところで説明します。
初心者が身につけるべきFXの為替4時間足ろうそくチャートの見方、使い方
これはドル円の2017年12月29日〜2018年2月12日までのチャートです。
先ほど、日足のチャートで見ていた赤の下降トレンドの一部です。
*チャートに表示されている単純移動平均線(SMA)は
・緑は9日移動平均線
・青は20日の移動平均線
・ピンクは75日の移動平均線
初心者が身につけるべきFX為替4時間足チャートの見方
日足のチャートでは綺麗な下降トレンドでした。
しかし、4時間足のチャートで見てみると、一部で安値を微妙に切り上げ、高値も微妙に更新したことから、一旦はトレンドが終了したかの様に見えます。
しかし、高値を少し切り上げたところから下げ始め、下降トレンドが継続しています。
ダウ理論では明確な高値更新、安値の切り上げ(安値更新、高値切り下げ)があるまでトレンドは継続するとありますので、結局は下降トレンドが継続します。
また、ピンクの75日の移動平均線はずっと下を向いていることから、なかなか急に上昇することは滅多にありません。急に上昇したと思っても強く戻してくるような動きになることが多いです。
このあたりは非常に重要です。
初心者が身につけるべきFX為替4時間足チャートの使い方(トレードのし方)
順張り(トレンドフォロー)で考えるなら赤の下降トレンドで考えると一般的にはブレイクアウトもしくは青の中期(20日)移動平均線もしくはピンクの長期(75日)移動平均線付近まで上昇してきたところで売るという方法です。
中期や長期の移動平均線付近というのはかなり雑なところもありますが、更に詳しく考えるのであれば更に下の時間軸(1時間足や15分足)チャートくらいを見て、その足で高値切り下げ、安値更新したところを探してエントリーします。
4時間足くらいであれば青の中期(20日)移動平均線の傾きに沿って(上向きならロング、下向きならショート)、移動平均線付近からエントリーをしていれば、それだけである程度の勝率は出るのではないかと思います。
初心者が身につけるべきFXの為替、1時間足ろうそくチャートの見方、使い方
これはドル円の2018年1月11日〜2018年1月25日までのチャートです。
先ほど、日足や4時間足のチャートで見ていた赤の下降トレンドの一部です。
*チャートに表示されている単純移動平均線(SMA)は
・緑は9日移動平均線
・青は20日の移動平均線
・ピンクは75日の移動平均線
初心者が身につけるべきFX為替、1時間足チャートの見方
4時間足でみると、1月16日から22日の間で安値更新の高値切り下げでなく、高値更新しているところが一部あります。
そこを1時間足でみると、赤色の安値の更新幅を大幅に減らし、ダブル底のようにも見えるところから、高値を更新しています。
そして緑の一旦、安値を切り上げ、高値も更新し、上昇トレンドかと思われるトレンドレスの状態が続きます。
しかし、結局、安値切り上げ、高値更新は続かず、1月23日から再度、高値切り下げ、安値更新と赤色の下降トレンドが続きます。
日足のチャートを再度見てみると、
赤色のきれいな下降トレンドのように見えますが、1時間足くらいまで落として見てみると、下降トレンドの中でも、しっかりした下降トレンドの終了と、上昇トレンドに見えるレンジを経過して、再度下降トレンドにという局面が見えてきます。
初心者が身につけるべきFX為替、1時間足チャートの使い方(トレードのし方)
1時間足でトレードする時は5分足や15分足を見てエントリーのタイミングを探ります。
しかし、日足でトレードする際は1時間足を見てタイミングを探れます。
日足は下降トレンドでも下げて、上げてと押し目を形成しながら下落していきます。
そんな中、押し目から再度下落のタイミングを1時間を使って早いエントリーをするわけです。
日足のチャートをみると、1月19日~23日は下降トレンドの中でも上昇し、押し目を作っています。
そして、23日に再度下落を始めるわけですが、日足チャートを見て安値を更新したところからエントリーすると、
日足でのエントリーポイントは108.2円あたりになりますが、
1時間足でのエントリーポイントであれば、110.6円あたりとかなり早い段階でのエントリーができます。
つまり、利益を大幅に伸ばすことができるということです。
DMMのFX為替チャートの見方
日本国内で利用者の多いDMMのFX口座でのFXチャートや表示方法については別記事にて使い方を解説していますのでそちらを参照下さい。
SBIのFXチャートの見方
日本国内で利用者の多いSBIのFX口座でのFXチャートや表示方法については別記事にて使い方を解説していますのでそちらを参照下さい。
まとめ
このように、各時間足でのチャートを読み、それをどのように使うのかをセットで理解しなければトレードでは使えません。
時間足のチャート分析をし、
どんな手法でトレードするのか
そうした場合のエントリーポイントはどこになるのか
決済ポイントはどうするのか
その決済が損切りになるところはどこなのか、損切りポイントと、利益確定ポイントを見たときにリスクリワードが見合っているのか?
つまり、損切りのポイントよりも利益を見込まれるポイントの方が大きいのかを判断しなければなりません。
つまり、費用対効果です。
しっかりとチャートを分析し、使い方(トレード)するポイントを理解し、自分が描いたルールの中でトレードし、ルール通りトレードできたか、そのルールの勝率、改善点を見つけ日々勝率を高め、利幅を延ばすせるようにすれば、トレードはかなりの確率で利益をあげることができます。
今回は具体的なトレード手法に関してはトレンドフォローのブレイクアウトを狙うことだけを説明しましたが、他にも手法はたくさんあります。
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