なぜ、ビットコインは買ってはいけなかったのか?ビットコインで損した人・得した人!

なぜ、ビットコインは買ってはいけなかったのか?ビットコインで損した人・得した人!

ビットコインの急落で慌てて損切りする人が急増し、ニュースになっていますね。 201712月につけた220万円を天井に2018年から急速に下落し、116日には100万円まで下がりました。 ビットコインの4割は日本人が保有していると言われていますので、日本で損切りムードがあるとまだまだ下げるのではないかと思います。 このあたりはメディアがどう報道するかによるところが大きいかもしれません。

この急騰、急落の過程で損した人、得した人、なにが違ったのか説明したいと思います。

目次

なぜ、ビットコインは買ってはいけなかったのか

2017年は仮想通貨元年で、仮想通貨で決済できるお店が増え(ビッグカメラなど)、アメリカでは住宅ローンの担保としてビットコインが対象になるなど、仮想通貨の市民権、存在感がでてきました。 そしてビットコインを筆頭にイーサリアム、リップルなど軒並み急騰。 その急騰のチャートはこちら

チャートを見ながら投資をしている人ならお気づきかと思いますが、急騰の勢いがすごすぎですね。ほとんど調整することなく上がり続けています。異常にも思います。

株もそうですが、通常、上昇と下落を繰り返しながら上昇します。 しかし、ビットコインの場合はほとんど調整せずに上がり続けています。 安い時期(10万円くらいまで)に購入できていればいいのですが1年間で20倍以上の価格になっているものが更に上がり続けるのはなかなかありません。

バブルと同じで根拠もなく上がり続けるものはいずれ弾けます。 当然、弾けると当然、価格は下がります。 しかし、弾けて価格が下がったものは二度と上がらないかというとそうではありません。 長期で考えた時にはまた200万円くらいまで上がる可能性は十分あるのではないかと思います。

ビットコインで損失を出している方の多くは投資経験が少なく、寝てても儲かる!絶対儲かる!など周りで言っている人がいるので、何も考えずに購入したのではないかと思います。 しかし、ビットコインの値が急騰しているのは投機目的が大半なので当然、みんなが儲かると言い出した時にはすでに儲けた人が売り始め下落に転じる可能性が非常に高かったわけです。 自分が、何を買おうとしているのか知らずに買うというマインドでは買ってはいけなかったのではないでしょうか。

私も出遅れながらビットコインの価格が30万くらいの時に買おうかと悩みましたが高くなりすぎていると思い、やめました。 しかし、その後100万を超え、200万を突破した時には買っておけばよかった! と少し思いましたが、いずれ下落した時に買おうと思い今に至ります。 チャートを見ている限りではまだ上昇する感じではないので様子をみています。

こういった儲け話でよく似たことがありました。それはゴールドラッシュです。

ビットコインもゴールドラッシュと同じ?

ゴールドラッシュとは新しく金が発見された地へ、金脈を探し当てて一攫千金を狙う採掘者が殺到することです。 代表されるのが1848年ごろのカリフォルニアで、10万人の採掘者が世界中からカリフォルニアに金を掘りに集まりました。

しかし、結局のところ金を掘りにきた採掘者はほとんど稼げませんでした。 儲かるぞ!夢がある!カリフォルニアに行って金を掘れば金持ちになる儲かると 言われて集まった結果、、、

しかし、そんな中でもゴールドラッシュで財を成した人がいます。 有名なのはサミュエル=ブラナンリーバイ=ストラウス

リーバイ=ストラウスは聞いたことがなくても『リーバイス(Levi’s)』は知っているのではないでしょうか。

リーバイ=ストラウス

当時、金を採掘するために立ったり屈んだりを繰り返すうちに、薄い生地だった作業着はボロボロにりすぐに破けていました。そこで彼は、生地を分厚くして頑丈な作業着をつくり、採掘者に販売しました。これが今でも製造されているリーバイスのデニム『501』の誕生です。 どれだけ動いても破れにくい生地の作業着はバカ売れし、一代で相当の財を築きました。 今となってもリーバイスは根強い人気があります。

サミュエル=ブラナン

世界中から金を掘るために集まってきた人に対して、金を掘るために必要な道具であるスコップやバケツを売り財を築きました。しかも、通常の価格の数十倍の価格でです。 当然、スコップやバケツは消耗品であるため壊れると買い直さないといけません。 それが、いくら高くても買わなければ何も出来ないため価格は関係なく売れたそうです。

このように、ゴールドラッシュで本当に儲けたのは、砂金を手中に収めた人たちではなく、砂金採集に走る移動者をターゲットにしてビジネスを展開した人たちでした。

これをビットコインに当てはめるとどうでしょうか?

金を採掘しようと世界中から集まった人はビットコインを買った人。 リーバイスやサミュエルのように儲けた人ビットコインの販売所やマイニングをしている人ではないでしょうか。

2017年の年末くらいから ビットフライヤー(bitFlyer)やコインチェック(coincheck)、ザイフ(Zaif)などの取引所がこぞってCMを打ち出しました。

なぜ、CMを打たないといけなかったのか、それは口座開設者数や取引の勢いがなくなってきたからではないかと思われます。

また、CMに起用した人はコインチェック(coincheck)が『出川哲朗』、ザイフ(Zaif)は『かまいたち』と若年層に人気のある芸人でした。

そこで、これらの企業がマーケティング上、CMを打つことで誰が、口座開設をしそうなのか、またビットコインを取引しそうなのかを考えたときに若者だったというところでしょう。 私はCMを始めたところからビットコインはヤバイと確信しました。

ビットコインを投資家心理で考える

急騰したビットコインについて価格と投資家の心理を説明するとビットコインの価格は買いたい人(金額)と売りたい人(金額)のどちらが多いかで決まります。 当然、ビットコインが急騰するということは、それだけたくさんの人が高い値段でも買いたいと思い買っているわけです。

しかし、それ以上の量を高い価格で買いたいと思う人が今以上に増えければ価格は上がりません。 上がらなくなると、安く買っていた人は一旦、ビットコインを一部もしくは全部売り始めます。 そうすると、価格が下がり始めます。

価格が少し下がると、少しお得だと思った人が買い始めますが、以前のように値段が上がりません。 すると、今の値段が天井だと思い、トントンや薄利でも売ってしまおうと思う人と安くから買っていて一部売ってしまってまだ残っている分を全て売り出します。

すると、価格が下がり始めます。価格が下がり始めると、ヤバイと思った人が損切りしても売り始めることで価格が加速して下がり始めます。 それにつられて次から次へと急騰した時と同じくらい増えるわけですので、急落するわけです。

今がその段階ではないかと思います。

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127日につけた高値を超えられずに下げ始めたところが最後の売り場だったのではないかと思います。 後からなので何とでも言えてしまうので恐縮ですが。

まだ、ビットコインは上がる?

個人的な推測ではありますが、ビットコインは落ちてもうビットコインは価値がないというところまで落ちてしまえば上昇を始めるのではないかと思います。 個人的な推測ですので買うか買わないかは全て自己責任です。 私はそのタイミングを待ち、bitFlyer、coincheckの口座開設だけしてタイミングを待っています。

口座開設はこちら ・coincheckbitFlyer  

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